いただきの新スタイル!“釜炊き”が登場
前回はいただきの新たな“組み合わせ”に、さらなる可能性を実感しましたが、またもや新たな情報が入って来ました。
今度はいただきそのものが“新たなスタイル”になって登場したとのこと。
ごはんと揚げを使いつつも、全く新しいというそのスタイルとは果たして…?
さっそく現場である米子駅前の評判店に行ってみました。
“和の空間”で新スタイルのいただきを
場所は12年6月に米子駅前にオープンしたばかりの『こうりん坊 山月庵』。
店舗外壁に飾られた、米子の夏の風物詩『がいな祭り』で知られる大きな万灯が目印です。
ほとんどが個室という店内には、中庭もあり和風の空間でのんびりとくつろげると人気上昇中。
揚げは“手のひら”サイズ
ビッグな大山どり入り
こちらのいただきは2個セット。手のひらサイズの大きな揚げに、ゴボウやコンニャク、地元ブランド鶏『大山どり』といった5種の具とあわせた生米を詰めていきます。
「(詰める時は)量の加減が難しいですね。多すぎても少なすぎてもいけないので、気を使います」(スタッフ・徳永さん)
続いては“蒸し”。実はここからが、『こうりん坊』のいただきの真骨頂。
調理長のオリジナルアイデアという釜飯用の容器に、一人前ずつ具を詰めたいただきを入れ、特製の出汁をひたひたに注ぎ炊きあげるんです。
つまり、いただきの“釜飯”。
「炊くのに13分。そのあと5分蒸らすことでちょうどよくモチモチに炊きあがります」(徳永さん)
一人前ごとに蒸し上げる
釜飯と同じスタイル
一人前ごとに蒸し上げる
そして、オーダーから約20分。
一人前が“釜”に入った、新スタイルのいただきの完成です!
アツアツ出来立ての“釜飯”
いただきの新スタイルに感動
フタを取るとすぐさまフワッと上がる湯気からは、特製ダシの優しい香り。
いただきを食すべく取り出すと、取り皿を埋め尽くすビッグさ。さすがいただき!
ちなみに“新スタイル”とはいえ、食べ方はやはり同じ。
ジューシーな揚げとモチモチ米のいただき、口を大きく開けていただきます!
「米子名物いただき(504円)/こうりん坊 山月庵(米子市)」
●取材メモ
オーダーが入ってから炊き始めるため、常にアツアツの出来立て。
珍しさから注文する人も多く、県外・県内問わず人気上昇中。
具材はゴボウにシイタケ、さらに大山どりと山の恵みをより感じる逸品だ。
大きめサイズで入る噛みごたえ十分な大山どり、揚げのジューシーさ、米のモチモチ感に甘く香りもよい特製出汁、多彩な味の饗宴を堪能あれ。
●店舗情報
住所:米子市明治町140
営業時間:17:00~翌1:00
定休日:無休
電話番号:0859-31-5678
●観光情報
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