2012年9月6日木曜日

第4回「儀式をお忘れなく! 鳥取のチャンポン」その2


西のチャンポンといえばコチラ!「味処 四季」


“あんかけチャンポン”のパート2は、県西部日野町が舞台。米子からクルマで約30分、わざわざ食べに行く人が絶えない、山あいのマチの“名店”で出会った逸品は、いや~実にビッグな逸品だったのだ。





●県西部人の御用達チャンポン
それは山あいの食事処に

実はこちらの「四季」、県西部の人々に「チャンポンといえば」と聞くと真っ先にあがってくる“御用達店”なのである。その人気の秘訣は「野菜満載の具と絶妙のトロミあん」(常連)。一見するとそばや山菜がメインと思える店舗だが、入ると壁にはチャンポンをはじめ多彩なメニューが“チャンポン”の如くズラリ。





●特別公開、鳥取のチャンポン
 あんかけの“技”見せます!

ついに見せます!「鳥取のチャンポンのできるまで」。四季のチャンポンは実にスピーディ、麺を茹で始めると同時にたっぷりの野菜を炒めていく。そしてハイライトは「玉子とじ」のあん。口のスッと入っていくそのあんは「昼の忙しい人のために、トロミを強くしない」(店主・。生田俊一さん)という気遣いの賜物ナリ。




●一杯で食事“大完結”!
 九州人もヤミツキな逸品

「どうぞ」と持って店主が持ってきたのは、ご覧のとおりビッグなチャンポン。皿の幅は30センチ! くわえて野菜もたっぷりで、玉子の鮮やかな黄色に食欲が湧いてくる。それにしてもこの具の充実ぶりは、この一杯で“定食”と呼びたいほど。“天高く腹肥ゆる”秋にピッタリの一杯、さぁいただきますッ!





「ちゃんぽん」(750円)/味処 四季(日野町)







●取材メモ
季節の野菜に、時期によってはごごみなどの山菜も入る“充実”の一杯。牛骨ベースのスープはコクがありながらもスッキリで、「(本場)九州の人からも“こっちの方が好き”と言われたこともありますよ」(店主・生田さん)と、ファンになる人が絶えない。このボリュームだが、あと味のよさに気がつけば完食してしまう。小600円、もっと食べたい人にも大850円もあり。

住:日野郡日野町野田277-8
営:11:00~14:00、17:00~22:00(日曜・祝日は早じまいの場合あり)
休:月曜(休日の場合営業、翌日休み)
0859-72-1586

店舗の詳しいデータはこちら

☆食事処だけに、そばや一品料理も美味。これからの季節なら鍋もオススメ。地魚を使った鍋は、魚の新たな美味しさを発見できる可能性大。

 

●秋の日野路は雄大な奥大山の景色に、紅葉、また新そばなど多彩な楽しみが揃う。出雲街道沿いの宿場町・根雨(ねう)のまち歩きも楽しい。日野町の観光はコチラ



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