2013年2月26日火曜日

第9回「絶妙なる“コラボ”麺! “素ラーメンの“素”顔とは?」その2

 

素ラーメンの新たな楽しみ方発見!粋な“立ち食い”はいかが





中華麺と和風出汁の絶妙コラボ「素ラーメン」。
前回はその原点を訪ねましたが、第二弾は“最新”の素ラーメン。
場所はJR鳥取駅を出てすぐ、サンロードの入り口にある、『鳥取駅前そば』
コチラはサッと食べられる立ち食いスタイルで、通勤中のサラリーマンや、190円の学生そばを求める高校生の姿も多数。
そんな地元に愛される一店で、12年にお目見えした「素ラーメン」を食べに来ました。


券売機でひときわ目立つ

「素ラーメン」の文字


こちらは食券を購入し、注文するシステム。
さっそく「素ラーメン」の券を一枚購入。
ラーメンを作る店員さんの手際の良さに惚れ惚れしながら、カウンターでしばし待ちます。


優しく出汁香る

透明スープが食欲そそる


さて、ほどなく和風出汁のいい香りがふんわり漂ってきました。
いよいよ「素ラーメン」のお出ましです。
素ラーメンの“命”ともいえる和風出汁。
『鳥取駅前そば』は、昆布、イリコ、カツオ、そして“企業秘密”(恐らく調味料と思われる)の入った関西風です。
醤油も鳥取県産を使っており、すすれば風味よく少し甘みのある味。
カマボコ2枚、モヤシ、天かす、ネギとトッピングもスタンダードです。

普通ならここで「いただきます」ですが、実は食す前に、鳥取駅前そばの素ラーメンならではの“お楽しみ”があるのです。


トッピングのネギは

“てんこもり”もOK


そう、実は「ネギ」がセルフ式!
ガツンと“山盛り”もOKなのです。しかもネギは自家栽培!
「女性や学生さんに追加する人が多いですね。以前に、ネギをざる2杯分入れた方にはびっくりしましたが…(笑)」(スタッフ・中尾眞喜子さん)

さすがに2杯分とはいきませんが、調査員Hもネギを追加トッピング。

それから、カウンターに向かってスッと姿勢を正して立ち、箸とレンゲもスタンバイ。
準備はバッチリ整いました。

さあそれでは、“立ち食い”の素ラーメン、いただきます!












●取材メモ

12年春に新たに加わった逸品。

そば、うどんにも使用している香り豊かな特製出汁に、天かすが程よい甘さをプラス。細めのストレート麺と相性良くスルスルいける。

スッキリとした味わいで、駅前という立地もあり宴会の“締め”にもピッタリ。

実は女性ファンも多く、毎回素ラーメンを頼む常連も増えているとか。


●店舗情報
住所:鳥取市栄町715
営業時間:7:0023:00
定休日:元日
電話:0857-27-6574(鳥取だいぜん)



●観光情報

JR鳥取駅前のバスターミナルからは、100円循環バス「くる梨」が運行中。

「県立博物館」や「やまびこ館」(鳥取市歴史博物館)などの観光文化施設を、2通りのコースで、それぞれ1時間に3本が往復。素ラーメンの優しい味でひと息ついたら、バスに乗ってのんびりと鳥取の“文化めぐり”を楽しんでみては。

くる梨運行情報はこちら

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